類別叙述トリック集成

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無能なナナ

るーすぼーい / 2020

ネタバレ度:致命
メタ
叙述N-語り手の正体N-逆手
媒体固有T-アニメ/造形の約束T-アニメ/ジャンルの型
効果E-主人公は最初に示された人物E-ジャンルの約束は守られる
媒体アニメ

⚠️ このページは作品の核心(真相)に触れます。未読・未視聴の場合はご注意ください。

まだ読んでいない方へ。この下は真相に触れます。

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仕掛けの要約【ネタバレ】

視聴者は「誰が主人公か」を誤認する。

第1話は、能力を持つ少年の独白から始まる。

学園、訓練、仲間、ほのかな恋愛——この媒体の型どおりに進行する

視聴者は当然、その少年を主人公として見る。

第1話の最後で、その少年は転校生の少女に殺される

主人公は少年ではなく、少女のほうだった

彼女は能力を持たず、能力者たちを排除するために送り込まれている。

騙しの技術

造形が役割を示す、という約束を使う。

この媒体では、キャラクターデザインが人物の役割を告げる

主人公らしい造形、脇役らしい造形、背景の人物らしい造形——

視聴者は絵柄から役割を読み取ることに慣れている

その割り当てを裏切る。

独白から始める。

冒頭に内面の語りを置くことで、その人物が視点の持ち主だと確定させる

語りの主=主人公という了解を利用している。

ジャンルの型どおりに進める。

学園、訓練、能力の披露、仲間との交流、恋愛の気配——

枠組みの約束が守られている限り、視聴者はその枠組みの中で予測する

第1話の大半が「約束を守ること」に使われている。

関係を作らせる。

危機を救う場面や日常の会話を通して、視聴者に人物への愛着を持たせる

愛着があるほど、退場が想定外になる。

フェアプレイの担保

効き目

弱点・破綻しやすい点

仕掛けが早く明かされるため、驚きの演出に近いという見方もできる

読み返してみませんか。

仕掛けを知ってから読むと、同じ記述が別の意味で通ります。

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